木の上

「好きやわ。胸がどきどき、どきどきするわ。」【出典】川端康成『掌の小説』、新潮文庫、平成25年77刷、589頁(青の朗読会2018・昼の部作品1)女の子は彼に会いたくて、生垣をくぐり、木にも登ります。二人は小学4年生。青の朗読会は、青く澄んだ、小さな恋バナで開演です。