様様

予報通り夕方から、雪。朗読会が始まる少し前から、雪の粒は大きくなりました。誰も来ないと思っていたら、初めてのお客様4人がご来場。ありがたいことです。今日も2作品。一つは、川端康成の「紅梅」。梅が咲く頃に必ず読んで、5年目。大事にしている作品です。もう一作品は、芥川龍之介の「霜夜」。雪洞だけの明りを残し、室内を暗くすると、雪に被われた境内がくっきり浮かびました。その神秘的な様子に、お客様から感嘆の声。足元の悪い中来て下さったお客様に、朗読も、特別な景色も楽しんでいただけて、大満足。雪様様。