精霊馬

結婚21年目、初めて帰省をしないお盆。家族そろって、と言っても7人ですが、それでもそれぞれの日常にはない大人数。お墓参りに出かけ、食卓を囲み、テレビを観て、お茶を飲んだりお酒を飲んだり、世間話をして、賑やかに和やかに過ごす。帰省先の岡山県総社では、藁で編んだ可愛らしい精霊馬を、白木のお盆に載せ、庭先に供えます。異例の在宅お盆となり、八王子の我が家でも精霊馬を作りました。我が家に帰って来る霊は、かつて飼っていた犬や猫だから、例年精霊馬は用意しないのですが、今年は特別。送り火の今夜は、例年通り、線香花火で動物霊を見送ります。