ご当地言葉

仕事先で聞いた話。北海道ネイティブの中には、夏の暑い時にエアコンを入れることを、「エアコンを焚く」と云う方がいらっしゃるそうです。彼の地では、部屋の温度を調節する器具に対して、広く使われる動詞が、焚く。寒い土地ですから、もっぱら暖をとるための器具に用いていた「焚く」。それが全国的な猛暑で、”北海道=涼しいところ”は、もはや神話になりつつあります。それで、夏に部屋の温度を調節する器具、つまり冷房器具にも、動詞「焚く」が用いられている、のだそうです。今朝の八王子は、グッと気温が下がり、室温は20度を切っています。今シーズン初のシクラメンが咲いたその部屋に、今シーズン初の暖房を焚きました。